2021.04.15
カワダロボティクス・NEXTAGEよくある質問をまとめました!Part1
いつも弊社Webサイトをご覧いただきありがとうございます。
今回は、カワダロボティクスやNEXTAGEに対して、よくいただくご質問、ご意見をまとめてみましたので
紹介したいと思います。
NEXTAGEは、「ヒト型双腕ロボット」というそのちょっと変わった特性から、
展示会やWebサイト、お電話などでたくさんのご質問やご意見をいただきます。
そのうち、まずは3つをピックアップしてご紹介させていただきます!
カワダロボティクス・NEXTAGEのよくある質問まとめました!Part 1
1.どうして「ヒト型のロボット」を作り始めたの?
ヒト型ロボット「NEXTAGE」は明るく親しみやすい見た目と実用的な動きから展示会では
今でも人目を引く存在となっており、そのおかげか様々な業界・業種の方からこの質問をいただきます。
弊社のヒト型ロボット開発の歴史は1999年まで遡ります。
「カワダロボティクス株式会社」は、1987年に設立された川田工業株式会社の航空事業部から誕生しました。
当時、航空事業部では無人ヘリコプター(人の代わりにヘリコプターを操縦する機械)の開発を
行っていましたが、1999年に東京大学から「ヒューマノイド(ヒト型)ロボットを作ってみないか」と
お声をかけていただき、弊社のヒト型ロボット開発がスタートしました。
それ以来、弊社では二足歩行ロボットの開発を何台も行い、研究用プラットフォームとして
大学や研究機関に導入いただいています。
なかでも、HRP-2は2017年に国立科学博物館が認定する重要科学技術史資料「未来技術遺産」に
登録されました。
その一方で、「もっと身近なところにロボットを」という願いにより、それまで開発してきた
二足歩行ロボットの技術をもとに、現在の「NEXTAGE」のもととなる双腕型ロボットを
2009年にリリースし、ユーザー様からのフィードバックを反映した新型機のリリースなども
経て、現在の「NEXTAGE」へと繋がっていきます。
2. 見た目が可愛くて親近感がわく
NEXTAGEが人のような見た目をしているのは、人の作業を代替するのにハードルが低くなる
(人との周辺機器の共通化や、感覚的なティーチングを容易にするなど)といった実用的な理由もありますが、
一方で、一緒に働く方々に親近感を持って、安心して作業していただくという狙いもあります。
NEXTAGEを23台導入しているグローリー株式会社埼玉工場では、自社で開発している
他国の通貨に対応する釣銭機を由来に、それぞれのNEXTAGEに各国の通貨の名前(円ちゃん、
ドルくんなど)をつけて可愛がっていただいています。
3. どういう現場で使われるの?
NEXTAGEが導入されている現場は多種多様なため一口で「この現場のこの工程」と言うことは
できませんが、一番多いのは工場の生産現場への導入です。
導入されている工程としては、組み立てやハンドリング作業、梱包、簡易的な検品作業など、
多岐に渡ります。
また近年では物流業界や飲食業界など、様々なアプリケーションでの導入を進めており、
その汎用性は今後も広げていく予定です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回もこの続きを紹介していきます。
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